行列
とするとき、
なお、行列の指数関数は
で定義されるものとする。
先ず、行列 の固有値と固有ベクトルを求める。固有値方程式は
となり、これより、固有値は の2つであることが分かる。ここに、 は2行2列の単位行列である。
となり、これより、固有値は
各々の固有値に対する規格化された固有ベクトルを求めると、
と選ぶことが出来て、また
と選ぶことが出来る。
固有ベクトルの選び方は一意的では無いことに注意して欲しい。固有ベクトルの大きさも1である必要はないが、以下の議論で、単位ベクトルとなるように選んでおくと、計算が簡便になる。
これより、行列
と置けば
が成り立つことが分かる。
ここに行列
(これが固有ベクトルを単位ベクトルに取ったご利益である。)
従って、
となることが分かる。従って
と求まる。