代数学

ブール演算

S={0,1} とする。S の演算 を次のように定める。
11=110=101=100=011=110=001=000=0
このとき、 を論理和といい、 を論理積という。

(a) 論理和 は結合則と交換則を満たし、0 は論理和 に関する単位元であることを示せ。
(b) 論理積 は結合則と交換則を満たし、1 は論理積 に関する単位元であることを示せ。

(a)
x,y,zS とした時に
(xy)z=x(yz)xy=yx
を示せば良い。

第2式の交換則は明らかに成り立つことが分かる。
また、演算 の単位元が0であること、すなわち、任意の xS に対して
x0=0x=x
も確かに成り立っている。

第1式について、8種類の全ての場合について計算してみる。
(11)1=11=11(11)=11=1(11)0=10=11(10)=11=1(10)1=11=11(01)=11=1(10)0=10=11(00)=10=1(01)1=11=10(11)=01=1(01)0=10=10(10)=01=1(00)1=01=10(01)=01=1(00)0=00=00(00)=00=0
となり、確かに結合則を満たしていることが分かる。

(b) 同様に についても、交換則は明らかに成り立つことが分かる。
さらに、演算 の単位元が1であること、すなわち、任意の xS に対して
x1=1x=x
も成り立つことが分かる。

結合則について、すべての場合について確かめると
(11)1=11=11(11)=11=1(11)0=10=01(10)=10=0(10)1=01=01(01)=10=0(10)0=00=01(00)=10=0(01)1=01=00(11)=01=0(01)0=00=00(10)=00=0(00)1=01=00(01)=00=0(00)0=00=00(00)=00=0
となり、確かに交換速を満たしていることが分かる。