集合・位相 位相空間上の連続関数 admin 2023年11月7日 X を位相空間とし、X で定義された実数値連続関数全体を C(X) で表す。 f,g∈C(X) に対して、実数値関数 f+g:X→R を (f+g)(x)=f(x)+g(x) (x∈X) で定めると、f+g∈C(X) であることを示せ。 ∀a∈X に対して、U を (f+g)(a) の近傍とする。 このとき、∃ϵ>0,B((f+g)(a);ϵ)⊂U となる。 さらに、 O1=f−1(B(f(a);ϵ2) と置くと、f は a で連続であるので、O1 は a を含む X の開集合であることが分かる。 同様に O2=g−1(B(g(a);ϵ2) とおくと、O2 は a を含む X の開集合であることが分かる。 ここで、x∈O1∩O2 とすると |(f+g)(x)–(f+g)(a)|=|f(x)+g(x)–f(a)–g(a)|=|(f(x)–f(a))+(g(x)–g(a))|≤|f(x)–f(a)|+|g(x)–g(a)|<ϵ2+ϵ2=ϵ が成り立つ。すなわち x∈(f+g)−1(B((f+g)(a);ϵ) が成り立つ。 従って O1∩O2⊂(f+g)−1(B((f+g)(a);ϵ)⊂(f+g)−1(U) が成り立つ。つまり O1∩O2⊂(f+g)−1(U) が成り立つ。ここで、O1∩O2 は a を含む X の開集合であるので、 (f+g)−1(U) は a の近傍となる。 従って、f+g は a で連続となる。すなわち、f+g∈C(X) が成り立つ。