について、次の問いに答えよ。
(1) 上の連立微分方程式の解で、
(2) (1)で求めた解について、
(1) 与えられた微分方程式を分けて書くと
となる。この3式を全て足し合わせると
となる。この微分方程式の解は を定数として
と書ける。 における条件
から
と求まる。すなわち
となる。
となる。この3式を全て足し合わせると
となる。この微分方程式の解は
と書ける。
から
と求まる。すなわち
となる。
この解を使えば、
となる。この微分方程式の解を定数変化法で解く。
とおくと
より、
と求まる。
となり、結局
と求まる。
同様に
に対して
とすると、
であり、初期条件
となる。従って
と求まる。
から、
とおいて、初期条件
となるので
と求まる。
(2)
を解けば
と求まる。
において、
が得られる。
となり、
となるので、
の時であると分かる。