集合・位相 積位相 admin 2023年11月7日 2023.11.17 位相空間族 ((Xλ,Dλ))λ∈Λ に対して、X=∏λ∈Λxλ とし、((Xλ,Dλ))λ∈Λ の積位相を考える。 また、λ∈Λ に対して、pλ:X→Xλ を射影とする。 さらに、(Y,DY) を位相空間、f:Y→X を写像とする。 このとき、f が連続であることと、∀λ∈Λ,pλ∘f が連続であることが同値であることを示せ。 先ず、f:Y→X が連続であるとする。 任意の λ∈Λ について、pλ は連続である。 従って、pλ∘f は連続となる。 次に、任意の λ∈Λ に対して、pλ∘f が連続であるとする。 O∈Dλ とすると f−1(pλ−1(O))=(pλ∘f)−1(O)∈DY となる。 つまり、∪λ∈Λpλ−1(O) は ((Xλ,Dλ))λ∈Λ の準基底となる。 従って、先の問題より f は連続である。 以上の議論より、題意が示された。