多様体 2次元の円に関する座標の反転 admin 2023年11月7日 C を中心 O、半径 r の円とする。 O とは異なる点 P∈R2∖{0} に対して、半直線 OP 上の点 Q を OP⋅OQ=r2 となるように定める。 点 P から点 Q への対応を C に関する反転という。 C が単位円 S1 のとき、P=(x,y) に対応する点 Q の座標を x,y で表わせ。 点 Q の座標を Q=(X,Y) とおくと OP⋅OQ=x2+y2X2+Y2=1 が成り立つ。 一方で、点 Q は半直線 OP 上の点であるので (X,Y)=(kx,ky) (k>0) と表される。 この関係を先の式に代入すると k(x2+y2)=1 が得られる。 これより (X,Y)=(xx2+y2,yx2+y2) と求められる。