を群 とする。
このとき、次の指数法則が成り立つことを示せ。
任意の に対して
が成り立つ。
について場合分けをして示す。
最初に第1式を示す。
先ず、 の時には、累乗の定義から であるので、明らかに上記の第1式は成立する。
次に、 の場合を考える。
は、 と を 個演算させたものである。
一方で、 は、 となり、 を 個と 個演算させたものであるので、第1式が成り立つことが分かる。
次に、 の場合を考える。
もし、 の場合には、先に示した事実より
が成り立つので、この式の左から をかけることにより、第1式を得る。
さらに、 の場合には、先に示した事実より
が成り立つので、両辺に左から 、右から をかけることにより、第1式を得る。
の場合には、 と を入れ替えた議論から、やはり第1式が成り立つことが分かる。
の場合には、先に示した事実より
が成り立ち、右より 、左より、 をかけることにより第1式を得る。
これにより、 のすべての場合について、第1式が成立することが示された。
次に、第2式を示す。
の場合には、 より、明らかに第2式は成り立つ。
の場合には、 となり、 を 個かけ合わせたものとなり、これは に等しい。
従って、第2式が成り立つ。
次に の場合には、 に注意すれば、先に示した事実より
となり、第2式が成り立つ。
次に、 の場合には、 に注意すれば、先に示した事実より
となり、第2式が成り立つ。
さらに、 の場合には、 に注意すれば、先に示した事実より
が成り立つ。
最後に、 の場合には、 に注意すれば、先に示した事実より
が成り立つ。
従って、第2式も全ての に対して成り立つことが分かる。